2022年11月1日火曜日

流行中!ヒト・メタニューモウイルス感染症

 10月の中頃より、発熱・咳・鼻水の症状を訴える子どもが多く、

「ヒト・メタニューモウイルス感染症」

と診断された子どもが増加しています。

ヒト・メタニューモウイルス感染症とは、

2001年の発見されたウイルスで

RSウイルス感染症と同じような症状のある

子どもから発見されたウイルスです。

昔から流行していた風邪のウイルスの一つですが、

今までに発見されていなかったウイルスです。

一回の感染で十分な終生免疫はつかないので何度も罹ります。

咳やくしゃみによる飛沫感染、

手指を介した接触感染をしますので

乳幼児の多い保育園で感染が拡がることがあります。

症状は感染して4~6日後に出てきます。

大人は上気道感染で済みますが、

子どもは下気道感染を起こします。

RSウイルス感染のように肺炎等を発症して

喘鳴が出て呼吸困難になることがあります。

効果のある薬はなく、対症療法になります。

食欲のない場合は、水分補給を

十分に摂取するように気を付けなければなりません。

流行している時に予防はなかなか難しいですが、

鼻水から感染することが多いので、

手洗いが特に大切です。


帰宅したらまず手洗い・うがいをしましょう!!

10月に注意しなければいけない感染症は、

感染予防対策を継続して頑張りましょう!!


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